Wi-Fiのすべてという本。2018年版です。

  • 概要メモ
あまり書くとネタバレになるので、ほどほどに書きます。

AmazonでWi-Fiのすべて - 無線LAN白書2018 [単行本(ソフトカバー)]という本を発見。2018年のWi-Fi動向が書かれているようなので購入してみました。

冒頭に規格の概要が書いてありますが、規格を真剣に調べるなら改訂三版 802.11高速無線LAN教科書 (インプレス標準教科書シリーズ) [オンデマンド (ペーパーバック)]がお勧め。この本はそういう目的ではなく、ざっくり最新動向を知るのに適しています。私が興味を惹かれたのは以下の5つ。
①Wi-Fi規格の最新動向(IEEE802.11ax/ad/ay/ah、アンライセンスバンドでLTEを利用する方式)
②公衆無線LANの最新動向(2020年東京オリンピックを見据えた訪日外国人向け無料Wi-Fiの状況、災害時の通信インフラとしてのWi-Fi)
③無線LAN導入事例(教育、医療、観光、サービス・商業、製造、アミューズメント・イベント、自治体・公共、防犯・防災、農畜産)
④ワイヤレス新時代(IoT社会実現に向けて利用可能なすべての周波数のキャリアアグリゲーション)
⑤Wi-Fiセキュリティ(一般的なWi-Fiセキュリティ、2017年10月に発見されたKRACKS)
それぞれ本の抜粋ではなく、私の拙い知見による考察を書いてみます。

①Wi-Fi規格の最新動向

【たぶん国内初】「11ax対応のスマホ」と「11axルータ」で速度と電波の飛びを検証してみたでBroadcomのBCM4375が搭載されたSamsung Galaxy S10(STA)とチップ型番不明のASUS RT-AX88U(AP)を通信させた実験を行っています。リンク速度は1200Mbpsで実効レートは750Mbps程度みたい。ギガビット無線LANって感じですね。

②公衆無線LANの最新動向

10年ぐらい昔、公衆Wi-Fiに登録してたことがありますが、あまりの遅さに解約しました。Freeのパスワードなし(Open)のWi-Fiは怖すぎるしで、公衆無線LANをなんとなく敬遠してましたが、東京オリンピックに向けてインフラが拡充してる雰囲気。ちょっと調べてみたくなりました。1か月200~300円ぐらいで近隣にWi-Fi Spotが充実してるなら検討の余地ありかな。

③無線LAN導入事例

無線LANは2.4Ghz/5Ghzなので、あまり距離が離れてしまうと届かなくなってしまうためAPとSTAの距離が半径10mぐらいまでの近距離で使うのが良い。その制約条件の中でどういう風に応用できるか考えるのは面白そう。

④ワイヤレス新時代

IoTデバイスからクラウドのDeep Learningを利用するようなサービス展開が広がってる印象。その時、遠距離はLTE、中距離はWiMAX、近距離はWi-Fi(2.4G/5G)、至近距離は60Ghz、みたいな切り替えがスムーズにできるといいですね。条件が良ければ高速、条件が悪くても低速で通信維持。

⑤Wi-Fiセキュリティ

なんだかんだWi-Fiのセキュリティは強固だと思ってますが、パスワードを”password”にしちゃったり、出荷時のデフォルトのままにしてたり、辞書に登録されてる単語をそのまま使ったり、という設定をしちゃうユーザが脆弱性・セキュリティホールを生むのだと思います。要は使う人次第ってことですね。

今後もWi-Fiとか5G(LTE)の最新動向に注目していきたいと思います。

続く

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