ペイヴメントの日記

単なる日記です。1000文字程度の文章をなるべく毎日書こうと思います(書けなくてもOK)

パワハラからの卒業

 1回目:2003年5月~2007年4月の4年間2回目:2023年2月~2024年9月の1年8か月(間隔はあいたが)同じ人物(仮称:Mr.パワハラ)から2回に渡りパワハラを受けた。1回目は証拠不十分で曖昧な結果に終わったが、2回目は正当な判断が下されたと思っている。

 1回目、転職した直後の上司がMr.パワハラだった。親鳥を認識する雛鳥のごとく、私はMr.パワハラの指導のもと仕事を覚えた。最初は私に依存しベッタリだったのだが優秀な人材が来る度に私のランキングは下がり、最後はクソミソの扱い(一人だけ土日出勤させられるなど)だった。さらに上の上司に「パワハラがヒドイので抜けさせてほしい」と相談してプロジェクトを抜けることになったのだが、「プロジェクトの難局を乗り越えるためにMr.パワハラの指導は仕方なかった(ペイヴメントはメンタルが弱くそれに耐えられなかったと言われているように私は感じた)」という美談のような話で片付けられた。不本意だったが当時(2007年)パワハラを止めるすべはなかった。

 約15年経ち、私の社内のポジションも上がり、時間の経過とともにMr.パワハラ氏と私の関係性も改善していった。「当時は大変申し訳なかった、二度とあのようなことは起こさない」という謝罪の言葉があり協議の上また一緒に働くことになった。Mr.パワハラは最初こそ紳士的だったが、約半年後、外部の優秀な協力会社メンバーを登用した頃から私へのパワハラが再燃。彼らのランキングが急上昇するのと引き換えに、私は最下位に転落。約15年前と全く同じ展開である。2024年6月にパワハラのピークを迎え私のメンタルが崩壊寸前になり、上司に相談したところ、Mr.パワハラをプロジェクトから外すことが上層部の判断で決定した。(チャット等の証拠も保全していたので)パワハラで訴えることも出来たが、訴えることはしたくなかったので良かったと思う。

 Mr.パワハラは現状プロジェクトから完全に抜けている(DV夫の接近禁止命令みたいなもの)のだが、周囲に「実はまだプロジェクトを抜けていない、ペイヴメントは経験が足りないので当面サポートに入るつもり」などと吹聴し困惑させている。どこまでも自分本位な態度である。かつて尊敬していた上司だった記憶が日々薄れていき、もう2度と私の人生に関わってほしくないと思う。定年まであと数年であるにも関わらず晩節汚しまくりのMr.パワハラが、今後どうなるかは正直どうでもいい。これ以上被害者が増えないことを祈るばかりである。