一般的にカッコよいとはどういうことか。容姿端麗(イケメン)、頭脳明晰(頭がキレる)、運動神経抜群(スポーツ万能)、品行方正(正しい)、身分が高い(偉い、お金持ち)など、優位性があると若い頃はモテやすいと思う。
しかし年を重ねるにつれ、優位性が高くなくてもモテる人がいることに気づく。聞き上手(人の気持ちを理解する)、清潔感がある(周囲への気配り)、スタイルが確立されている(自分の身の丈を知ってる)、柔軟な考え方(固定観念に縛られず自分の頭で考える)、人を褒める/敬意を示す(脅かされない自信を持っている)、イザというときの勇気(大事なモノを守ることが出来る)、普段はシャイでかわいらしい(忌野清志郎みたいな雰囲気)など、中身が素敵な人は何歳になってもモテる。
逆に優位性があっても、だらしない/不潔(周囲への配慮がない)、地獄のミサワみたいに寝てないアピール(承認欲求強い)、メガネを頭にのせる(老眼ですよね?)、ゴルフとか野球のスイング(なんか寒い)、年下の上司に対して君付け(マナー違反だし器が小さい)、飲食店で店員さんに横柄(小心者で自分本位)、高級ブランド物や流行最先端の服で全身を固めている(自身の無さを隠すために武装)など、陳腐な例で恐縮だが寒気がするほどカッコ悪い人がいる。せっかくの優位性も全て台無しだ。
さて、全体を読み返して思ったが、優位性が高いわけでもなく、中身もボチボチなワタクシが書いていい文章ではなかった。お前(私自身)こそ頑張れよと自戒をこめて言いたくなった次第である。