ペイヴメントの日記

単なる日記です。1000文字程度の文章をなるべく毎日書こうと思います(書けなくてもOK)

松本大洋の東京ヒゴロ3巻が面白い

今週のお題「最近読んでるもの」

 待ち望んでいた東京ヒゴロ3巻(完結)が10月31日に発売されたのでKindleですぐに読んだ。ネタバレになるので詳細は割愛するが、モノ作りに携わる全ての方にお勧めしたい。主人公の塩澤和夫のように苦しみながらも理想を追求する人生は素敵だ。できれば私もそう在りたいと思う。

 「鉄コン筋クリート」「ZERO」「ピンポン」「花男」「青い春」など、粗削りでエモーショナルな初期の作品が好きだ。「ナンバー吾」「Sunny」「竹光侍」は洗練されてるけど熱量が少し足りない気がした。「東京ヒゴロ」は洗練と熱量が両立してて、久々に突き抜けた感じ。長年「鉄コン筋クリート」が自分ランキングNo1だったが、今は「東京ヒゴロ」が一番好きだ。

 松本大洋の親族がすごい。工藤直子(詩人)が母、冬野さほ(漫画家)が妻、井上三太(漫画家)が従妹である。それぞれ個性が強そうだが親族で集まったときに会話は成り立つのだろうか(余計なお世話)。

 

子供はいつだって飲み物をこぼす

今週のお題「こぼしたもの」

 いつだって子供は最悪のタイミングで飲み物をこぼす。昨日もノートPCをコタツに置いてたら次男が暴れてコタツにアタック。マグカップが倒れノートPCの周囲がお茶でビシャビシャになった。PCを閉じていて本当によかった。

 かく言う私も、幼少期は散々飲み物をこぼしてきた。注意力が散漫だったのもあるし、水没して壊れるような大事なものを持って無かった。では、いつから液体をこぼさなくなったのか。私は小学校4年生と断言できる。ファミコンのカセットが水没して使えなくなり「水をこぼすと大事なものが壊れる」と自覚した。

 「ゆでこぼす」という料理の手法をご存じだろうか。私は知らなかったので、沸騰したお湯が鍋からびしゃびしゃこぼれるシーンを想像しワイルドだなぁ…なんて思っていたが、料理の本を読んでみたところ「ゆでこぼしとは、野菜や肉を煮て、アクや臭みが抽出されたお湯を捨てて、すっきりした味に仕上げるための手法」というものだった。

 こぼすのは液体に限ったものではない。サラリーマンを20年以上やっていると「上司がウザい」とか「税金が高すぎる」なんてつまらない愚痴を日常的にこぼしてしまう。「言葉が変われば心が変わる、心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」なんてヒンズー教の教えもあるので、グチグチした人間にならないよう注意していきたい。

 

サツマイモが苦手だったけど味噌汁に入れたら美味かった

今週のお題「芋」

 昔からサツマイモの焼き芋が苦手だ。食物繊維と栄養が豊富で健康に良いのはわかってるが、野菜なのに甘いのが気に食わないし、パサパサして口の中の水分が吸い取られるのも嫌だ。

 ある時、食卓にさつまいもの味噌汁が出てきた。心の中で「なんでサツマイモを入れちゃうんだよ…」と思ったが、せっかく作ってもらったし残すわけにもいかない。ニコニコしながら意を決して一口飲んでみたところ...。全然いける。いやむしろメチャクチャ美味い。サツマイモの甘さが味噌のしょっぱさによって引き立ち、パサパサ感も消えている。

 味噌汁はサツマイモを美味しく味わうための最高の調理法だと思った。試しにサツマイモと同様の理由で苦手だったカボチャを味噌汁に入れたところ、やはり美味かった。甘くてパサパサしたものは味噌汁に入れると美味しくなることが証明されたのだ。今後、苦手な食べ物は味噌汁に入れてみることにする。

 これまで食わず嫌いのサツマイモに「苦手だからいらない」なんて冷たい言葉をかけてきたことを心の底から後悔している。少し遅すぎるかもしれないが、好きな味噌汁の具No4か5ぐらいの関係で付き合っていきたい。※好きな味噌汁の具No1~3は「味噌汁の具はネギ・豆腐・油揚げが好き」に書いたので良かったら読んでほしい。

 

納豆はネギを入れると美味い

今週のお題「納豆」

 筋肉少女帯の「日本の米」という曲で「知らないのか 納豆に ネギを入れると美味いんだ」と歌われている通り、納豆にネギを入れると本当に美味い。納豆単体で食べても当然美味いのだが、ネギを入れることで独特の臭みが消え旨味が際立つのだと思う。私は白ネギが好きだが緑ネギでも良いだろう。

 昔、納豆を混ぜる棒が流行ったことがあるが納豆を混ぜると2つの良い効果が得られる。1つ目は旨味アップ。ネバネバを増やすことでアミノ酸が空気に触れ旨味成分が増す。2つ目は血液サラサラ効果が期待できるナットウキナーゼを胃液から保護できることだ。ちょっと手間だが納豆はかき混ぜて食べよう。

 納豆を食べるときのノウハウが4つある。1つ目はご飯を少し冷ますこと。ナットウキナーゼが熱に弱いためだ。2つ目は混ぜた後にタレを入れること。混ぜる前にタレを入れるとネバネバが増えにくくなる。3つ目は賞味期限ギリギリまで待つこと。腸内環境を整える効果がある納豆菌を最大限増やすことが可能。4つ目は納豆をいくら混ぜても栄養価は変わらないの混ぜるのを頑張り過ぎないこと(この点を誤解されている人が多くいる)。

 昔デイリーポータルZで納豆を一万回混ぜるという記事を読んだが、納豆を混ぜ続けると最終的にディップ状になり、カニミソみたいな味になるらしい。時間にして1時間40分。いつか試してみたい。

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味噌汁の具はネギ・豆腐・油揚げが好き

お題「お味噌汁に入れたい具を3種類教えて!」

 味噌汁の具は「豆腐」「油揚げ」「ネギ」が好みである。「豆腐」の優しい味、「油揚げ」の香りとコク(ゴマ油を垂らすのも似た効果)、「ネギ」の爽やかな薬味、完璧なコンビネーションだ。味噌汁の他に白飯と納豆があったら最高である。

 他に好きな具は「わかめ」「ホウレンソウ」「大根」「かぼちゃ」「玉ねぎ」「ナス」「じゃがいも」「キノコ」「とき卵」など。何を入れても良い。

 味噌汁1杯(160ml程度)に含まれる塩分量は1.2~1.6gと言われる。1日に摂取可能な塩分量は成人男性8g/日以下、成人女性7g/日以下なので、1回の食事につき1杯が限度だと思うが、私は味噌汁が好きなのでちょっと物足りない。

 味噌汁を飲むことで体に良い7つの効果が期待できる。1点目は発酵食品であること。乳酸菌が多く含まれるので腸内環境が改善し、肌荒れが防止できる。2点目は胃がんの予防効果があること。酵素/酵母の働きにより「脂肪酸エチル」が生成され、がんの原因となる物質の持つエネルギーを弱める効果がある。3点目は美肌効果。「遊離リノール酸」はシミ/そばかすの原因となるメラニン合成を抑える。4点目はアンチエイジング。抗酸化効果がある「ビタミンE」「大豆サポニン」「大豆イソフラボン」が含まれている。5点目はメンタル改善。セロトニンの分泌を促す「トリプトファン」が含まれている。セロトニンが増えると睡眠不足解消/鬱予防などが期待できる。6点目は生活習慣病予防。大豆に含まれる「レシチン」は血栓の原因となる悪玉コレステロールの吸収を低下させ「サポニン」は血糖の上昇を抑制し、糖尿病/動脈硬化/脳梗塞/心筋梗塞を予防できる。7点目は筋肉増強効果。大豆に含まれる「ロイシン」「イソロイシン」というアミノ酸は筋肉生成を促し、筋肉分解を抑制する効果がある。

 塩分にさえ気をつければ、味噌汁は体に良いので毎日飲みたい。