ペイヴメントの日記

単なる日記です。1000文字程度の文章をなるべく毎日書こうと思います(書けなくてもOK)

若いときは賃貸派だったが、40代で持ち家が欲しくなった

お題「みなさんは賃貸派ですか? 持ち家派ですか? 最近家を買ったのですが、家の間取りを見るのが好きでいろいろな家に住める賃貸も改めて魅力的だなと思いました。皆さんはどちらですか?」

 若いときは賃貸が好きだった。色々な街に住めるし飽きたら引っ越しすれば良かった。40代で再婚し若い奥さんと小さな子供を2人持ち考えが変わった。定年して収入が減ったら家賃が払えなくなる。なんとかしなければと考え中古の戸建てを35年ローンで買った。私と似た境遇の方には「持ち家」しかも「中古の庭付き格安戸建て」をお勧めする。メリットとデメリットをそれぞれ9個ずつ紹介する(10個挙げようと思ったがどうしても最後の1個が出てこなかった)。

 まずメリット。メリット1:ローンを払い終えれば家賃がかからない。定年後も家賃を払い続けるのは大変。60歳までにローンを払い終えれば固定資産税が実質家賃となる(我が家は評価額が低く固定資産税が年間42,500円で済む。1か月に換算すると約3.542円)。メリット2:戸建てはペットを自由に飼える。一般的に賃貸でペットを飼えるところは少なく更に家賃が上乗せされる(1万円ぐらいが相場)。分譲マンションでもペット禁止のところがあると聞く。戸建てなら犬猫の鳴き声による騒音クレームも受けにくい。メリット3:戸建ては改造が自由。誰にも許可を取らずにDIYが可能。インターネットやケーブルテレビなどの回線敷設も自由。メリット4:戸建ては管理費/修繕積立金がかからない。マンション(持ち家)は管理費/修繕積立金が馬鹿にならない。特に修繕積立金は築年数が増えるにつれ増額されるケースが多い。メリット5:戸建ては管理組合に入らなくてよい。過去マンション(持ち家)に短期間住んでいたことがあるが、持ち回りで管理組合を運営しなければならないのが負担。戸建ても町内会があるが任意参加(私は入っていない)。メリット6:戸建ては子供が多少騒いでも大丈夫。我が家では2人の男児が毎日飛んだり跳ねたりしているが、集合住宅のように上下左右に住民が居ないので怒られない。メリット7:築浅の中古はお得。新築は気持ちがいいが、すぐに中古になり価値がガクっと下がる。逆に築浅の中古はお得である。メリット8:庭があると家庭菜園を楽しめる。単なる私の好みだが庭の植物を見るのが楽しみという記事で庭の良さを紹介している。メリット9:売ることができる。家屋は価値が下がるが土地は価格が下がりにくい。売ることでまとまったお金が得られる。

 次にデメリット。デメリット1:引っ越しできない。会社の都合で転勤を命じられることもあるだろう。独身なら家を賃貸にできるが家族が居ると単身赴任になってしまう。デメリット2:迷惑な近隣住民から簡単に逃げられない。昔ニュースで話題になった「騒音オバサン」みたいな人が居ても簡単に逃げられない。デメリット3:多額のローンを背負うことが多い。自己資金が不足していると35年ローンを組むことが多い。何ページにもわたるローン返済予定を見ると気が滅入る。但し団体信用生命保険で持ち主が死亡するとローンが全額返済されるので残された家族が困ることはない。デメリット4:戸建ては泥棒に狙われやすい。昼間無人になることがあり泥棒に入られやすい。なるべく人通りの多いエリアに住みたい。デメリット5:戸建ては暖房効率が悪い。マンションは上下左右に家があり暖房をつけなくても暖かいことがある。デメリット6:戸建ては修繕にお金がかかる。屋根の修理/壁の塗り替え/風呂や水道などの修理が全て実費。デメリット7:戸建てはシロアリなどの被害を受けることがある。木造住宅はシロアリに気を付けなければならない。デメリット8:戸建ては地震で倒壊する危険がある。最近の住宅は耐震性能がしっかりしているが、新しくても欠陥がある住宅やメンテナンスを怠った築古の住宅は地震による倒壊リスクが高まる。デメリット9:木造の戸建ては耐用年数が短い。多少ボロボロになっても我慢すれば住めるとは思うものの、鉄筋コンクリートと比べ木造の耐用年数は短い。永遠に住める家はない。

 上記はあくまでも「今の私にとって最適」という話であり、人によって最適の定義は変わることに注意して欲しい。